まず過去問の入手方法についてお話しします。
過去問は各大学の各学部ホームページから入手できます。
「○○大学○○学部 編入」と検索すると、編入学に関するページが出てくるので、そのページ内から過去問に関するページへと移動してください。
過去問の入手方法には大まかに分けて2パターンあります。
まず1つ目がネット上にある過去問のデータをダウンロードするパターンです。
2つ目が返信用封筒を同封した封筒を大学側に送り、紙媒体の過去問を送ってもらうパターンです。
どちらのパターンなのかは大学によって異なるので、どちらでも対応できるようにしておいてください。
また過去問の入手はできる限り早くしておいたほうがいいです。
試験ギリギリになって入手しようとしても、紙媒体で送られてくる場合はかなり時間がかかってしまうことになるので、試験に間に合わない可能性もあります。
では本題へと移ります。過去問には正しい使い方があります。
この正しい使い方をしないと、過去問を使うメリットが失われる可能性もあるので注意してお読みください。
まず1回目は時間を測って、何も見ずに解きます。
つまり試験本番と同じ状況で解いていくということです。
この際、全く解答できないということがほとんどですが、気にせずに解いていってください。
1回目の目的は、現在の自分の実力を知ることですので、分からなくてもOKです。
そもそも試験本番のために1年間かけて勉強してきたような人でも、満点を取れるわけではないので、全然分からなくても焦らなくていいですよ。
2回目は本やネットで答えを探しながら解いていってください。
この時は時間無制限でいいので、自分で納得がいくまで答えを探し続けてください。
そもそも1回目で問題の意味が分からないのは、その問題に使用されている用語の意味が分からないだけであることがほとんどなので、じっくり時間をかければ絶対に答えが見つかると思います。
その後2回目で集めた答えを基にして、自分で模範解答を作成して下さい。
この模範解答は、試験官が採点したら90点は取れるだろうと思うくらいまで丁寧に作成してください
2回目と3回目は期間があいてもいいので、3回目以降の過去問は、試験1か月前くらいから解くことをお勧めします。
その際は、時間を測り何も見ずに解答してください
3回目以降は試験目前ということもあって、かなり解くことができると思います。
解答が終了したら、以前作成した模範解答で答え合わせをしてくださいね。
試験1週間前になると、本番の試験が開始される時間と同じ時間帯に過去問を解いてください。
例えば試験が9時から11時までという方は、1週間前の9時から11時を過去問解答時間にしてください
そうすることで、試験本番に向けて生活リズムを調整することができます。
最後にまとめると、1回目は実力を見るために、2回目は模範解答を作るために、3回目以降は試験の特徴をつかむために、本番1週間前からは生活リズムを整えるために過去問を活用する、これが正しい過去問使用法です。
またおまけとして述べておくと、過去問は複数年分を入手して、試験の傾向をつかむようにしてください。
例えば、「大問が毎年3つ出題される」ことや、「小論文の字数が毎年800字である」ことが前もって過去問から分かれば、試験本番でも余裕をもって解答することができますよ。
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